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印刷時に改ページしよう
テキストだけのページなら問題ないですが、画像やテーブルなどが含まれたページで、印刷時におかしなところで改ページされてしまうことがあります。これを防ぐCSSです。

解説
  印刷時に改ページを制御できるCSSがありますので、それを使います。なお、このCSSは印刷時にだけ有効で、ブラウザで表示させているときには全く影響ありません。
page-break-after  : 形式 //指定した要素の直後で改ページ
page-break-before : 形式 //指定した要素の直前で改ページ
形式は、auto/always/avoid/left/rightのいずれかを取ることになっていますが、現状のブラウザでは機能しない形式もありますので、改ページさせたいときはalwaysを使用すると覚えておけばよいでしょう。

Sample-1 (1.html)
  以下のようなページを印刷したとき、1ページ目は普通に印刷され2ページ目は何もないページが印刷されます。
<html>
<head>
<title>印刷時改ページ(後)</title>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
<style type="text/css">
<!--
.after { page-break-after : always }
-->
</style>
</head>
<body bgcolor="#FFFFFF" text="#000000">
この写真の後ろで改ページ<br>
<img src="1.jpg" width="400" height="300" class="after">
</body>
</html>

Sample-2 (2.html)
  以下のようなページを印刷したとき、1ページ目は何もないページが印刷され、2ページ目は普通に印刷されます。
<html>
<head>
<title>印刷時改ページ(前)</title>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=Shift_JIS">
<style type="text/css">
<!--
.before { page-break-before: always }
-->
</style>
</head>
<body bgcolor="#FFFFFF" text="#000000">
<img src="1.jpg" width="400" height="300" class="before">
<br>この写真の前で改ページ
</body>
</html>

注意
  このCSSはInternet ExplorerとOperaで有効なのですが、制限事項が多いのが玉にきずです。Internet Explorer 6なら、どんなタグにでも改ページを与えることができますが、Internet Explorer 4/5やMacintoshでは、改ページが効かないタグもあります。サンプルのように<img>タグなら、Internet Explorer 4/5/6とMacintoshで、きちんと改ページされて印刷されます。一方Operaは、かなり制限があり、このサンプルでも改ページ印刷できませんので、Internet Explorer限定で使った方がよさそうです。